名西消防組合は、徳島市に隣接した田園都市としての石井町と山村の神山町との2町で構成され、本部は四国山脈と讃岐山脈の山峡をぬって東流する四国三郎「吉野川」右岸、農住の町石井町に位置し、石井消防署と併設しています。 管内の面積は202.15km2、人口は30,119人です。
 石井町は、吉野川の下流に位置し第十の堰を有する豊富な水の恵みを受けた肥沃な平地と、標高200m前後のなだらかな山地や丘陵地からなり、全面積の約65%が農耕地で林野は1割にも満たない豊穣の地であります。古くは「藍作」が主でありましたが、今は野菜づくりを中心として畜産と施設園芸が盛んで、京阪神地域への生鮮野菜の供給地として重要な位置を占めております。 また、歴史と文化の調和した人情あふれる町です。
 神山町は、東西20q、南北10qで吉野川の支流「鮎喰川」沿いに発展し、83%が急傾斜地の山林で耕地は4%と少なく、標高1,496mの雲早山を最高峰として1,000m級の剣山山系が重畳しており、産業面では杉、檜、松を産し豊かな山村を形成していましたが、木材の価格低迷により立地を生かした農業振興により、夏の柑橘「すだち」は全国一の産地となり、梅の生産においても県下一の産地として知られるようになりました。神山消防署は自然豊かな神山町の中心地に置かれています。
 当組合は、1本部、2消防署、53名の消防職員と2町の消防団員780名が豊かな自然の保護と安全安心な地域づくりのため日夜業務に励んでおります。
 (数値は、2022/4/1現在)
神山町HP石井町HP  


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